こんにちは、Minisakiです。
TOEICの試験で時間が足りず、最後はマークシートを適当に塗りつぶす
TOEIC問題集で自己流で勉強しても、伸びるにはかなり時間が必要と感じる
そんな方へ向けた本記事では
短期間でもTOEICの時間管理のコツを知って 実力を120%発揮しTOEICスコアアップを狙うテクニックをお伝えします。
最後の適当な塗りつぶしている部分にも、解ける問題があるのに
上記のようなことを感じる方は、実力を発揮できていなくて正直もったいないです。
本記事ではそういう解ける問題を見過ごさない対策ができます。
情報を知らずに受けるのと知って受けるのとでは 同じ状態で試験を受けるのでもスコアが違ってくる、と確信しています。
(記事後半には私が実際に行った学校の情報もあります)
この記事を見て賢くコツを知って
ずる賢く上げ底 実力120%発揮 スコアアップを狙いましょう!
オーストラリアでTOEIC試験対策講座を受け、TOEIC910を取得
日本の英会話スクールでTOEIC教授講座を講師として受けた
経験のある私Minisakiの経験を元に、順序立てて書きます。
TOEIC試験の構成と試験時間
TOEIC Listening and Readingの問題数と試験の構成は2019年5月現在以下の通りです。
Listening & Readingテストは合計990点が満点となります。
最新の情報は こちらの公式サイト に掲載されています。
Listening
Part1: 問題用紙の写真を見ながら、聞こえてくる英語の描写で最も適するものを選ぶ
Part2: 問題も回答も全てリスニング 質問または文章に対する回答を選ぶ
Part3: 複数人の会話をリスニングし 問題用紙の質問に対する回答を選ぶ
Part4: アナウンスなどをリスニングし 問題用紙の質問に対する回答を選ぶ
Reading
Part5: 短文穴埋め 問題用紙の空欄に当てはまる最も適切な回答を選ぶ
Part6: 長文の中の空欄に当てはまる最も適切な回答を選ぶ
Part7: 色々な長文を読み、それに対する設問の最も適切な回答を選ぶ
このように、
ListeningではPart1→Part4に行くにつれ解くための情報量やかかる時間が多くなり、ReadingでもPart5→Part7につれて同様になっています。
Listening中にも時間管理はできる
リーディングはともかく、リスニングって聞こえてくる放送に集中するから
時間管理なんてできないのでは?と思いますよね。
リスニング中にリーディングをしたり、逆をすることはもちろんできませんが
リスニング内の中で、前後の問題に目を通しておくことなら可能です。
リスニングのPart4では
- 放送を聴きながら理解
- 問題用紙の問題と
- 回答用紙の設問と回答の選択肢を読解
ととても忙しいので、Listeningとはいえ
問題文のReadingの速さが求められます。
この「問題用紙」を見ながらする作業を
まだ情報量の少ないPart1やの間にやっておきます。
Directions "For each question in this part, you will hear four statements about a picture in your test book..."
というアナウンスと、問題の例が流れます。
これって正直
問題がどんなものかを理解していればこのタイミングで聞く必要はありません。
聞き耳を少し立て、マークシートも準備してすぐ開始できるようにした状態で
Part4の問題文と回答の選択肢をチラ見しておきます。
この時、「チラ見」がポイントで、詳しく理解する必要はないです。
文章は「ざっくりどんなシーンで」
質問は「時間を聞いている」「誰かを聞いている」くらいで十分です。
"Now, Let's get started!"
が聞こえたらパッと問題に戻って試験に集中します。
同様に、少し情報量の多いPart3も
Part3の”Directions..."が流れている間に目を通してチラ見しておきましょう。
リスニングの基礎力アップ、スコアアップテクニックはこちらの記事にあります。
- Part1のDirections放送中にPart4の問題をチラ見する
- Part3のDirections放送中にPart3の問題をチラ見する
Reading中の時間管理
Reading中は放送も流れず時間が自由ですが、この自由なことで
- 分からなかった問題のことを次の問題でも考えてしまったり
- 時間がかかりすぎと薄々分かりつつも一つの問題で粘ってしまったり
することで、Part7の最後にある解けるはずの問題をする時間がなくなってしまう。
私もかつてこんな受験者でした。
人間、書き出して見える化すると、いかに頭の中の考えが曖昧なのか分かります。
実際の問題数とかけるべき時間を、リストアップして把握しておくことはとても重要です。
75分の試験時間のパート別にかける時間を一番右の列に記載しました。
Part7は文章1つの問題が29問、複数の問題が25問の計54問です。
私が受験した当時は Part5が40問、Part6が12問、Part7が48問でしたので
多少時間配分は前後してもいいと思いますが
情報量の多いPart7でも1問1分程度で解く必要があり、
Part5, Part6については1問30秒もかけることができないのが分かります。
Readingについては、Listeningのように前後に戻って忙しく準備というよりは
時計を見ながら、実際の試験開始時間から計算して
何時何分までにこのパートを終わらせる と決めて
Part7で時間がなくなる、ということがないように計画的に受験する
ということが重要です。
例
14:30からReading 開始
14:44頃 Part6が開始でき
14:50頃Part7が開始できるように準備
このような感じです。
Part5,6を理論的に効率よく解くコツはこちらの記事にあります。
Reading Part5,6の時間管理まとめ
- 1問30秒もかけないようにする
- Part5,6終了の20分後は試験開始から計算し何時何分なのか頭に入れて解く
Part7の問題では質問に種類があります。
Part7に入ったら先に長文を全部読んで理解しようとせず、
質問文から読んでいく
が時間効率を上げるために大切なテクニックとなります。
私個人の話をしますと、学生時代は国語でも英語でも長文の問題が正直とても嫌いで。できれば読みたくないタイプでした。
高校生の進路を決める時、国語の長文が苦手すぎて、消去法で理系に行くという選択をしました。
※ちなみに、そんな(?)理系のみなさんにおすすめなのが
論理的に解けるPart5,6を集中対策してスコアアップすることです。
ここがスピーディーにできると余裕を持ってPart7に突入できます
そんな長文嫌いな私でも、TOEIC910を取得することができました。
長文を全部読解しなくても、
今ある英語力を十分に生かす時間管理で試験問題を時間を計って練習しておけば、
短期間でもスコアアップは期待できます。
Reading Part7の時間管理まとめ
- 1問1分を目安に解く
- 問題の長文を先に読まず質問文から先に読む
質問文には種類があり、こちらについても
質問文タイプ別の取り掛かる順番があります。
1つの長文に対して、4個ほどある質問文。
必ずしも最初から順番に解く必要はないのです。
Part7の解き方詳細については別途こちらの記事を参照ください
とはいえ、、ベースがあったから伸びたんでしょ?
という意見もあると思います。
小6からコツコツと割と長く取り組んだ私には文法のベースが、学校の勉強以外は何もしていない人よりかはあったかもしれません。
ただ、これは日本国内でしてきたことです。
焦らずゆっくり時間をかけて。これも語学では必要なことです。
そこで、別途Part5,6とPart7の対策と文法力や語彙のベースアップについても
個別の記事で公開していきます。更新をお楽しみに。
おまけ:私の行ったスクールについて
最後に、この記事のきっかけとなりお世話になった
受講生は平均200 TOEICスコアが伸びるオーストラリアブリスベンの
TOEIC対策講座のスクールを紹介、、
と思ったら、なんと学校が終わってしまっていたみたいです。
短期集中で絞った勉強ができた環境でした。
10年後の今こうして英語の勉強法を発信している自分にびっくりしますが、
これからもお世話になった先生に代わり、英語への情熱を発信し続けます。
こちらの記事もおすすめ!具体的な回答の仕方が問題のタイプ別にあります。
この記事はシリーズで1~3まであります。
1.語彙力 については以下の記事に
2.リスニング力 については以下の記事に詳細があります