こんにちは、Minisakiです。
本記事では、TOEIC対策 Part7の戦略的なスコアアップ術をお伝えします。
こんなお悩みはありませんか?
TOEICPart7の最後の方は適当にマークシートを塗りつぶしてしまうわ!
長文問題のスコアアップには相当の単語のインプットや勉強が必要なんでしょ?
まだそんなこと言ってるの?あなた、まだ経験不足ね!
えっ?!?!?
TOEIC Part7も男の落とし方も簡単よ。
どんな(問題)タイプなのか知り、それに合わせた戦略で攻略していくのよ!
こんな風に、TOEIC Part7には、問題の種類と「攻略法」というのが存在するのを知っていましたか?
最後に適当な回答を選んで、
時間があればできるはずの問題の正解を取りこぼさない為にも、
本記事でPart7の特徴と対策を知っていきましょう。
平均スコア200アップする対策講座を受講し、
スコア300アップを実現した私Minisakiがその秘密をお届けします。
解き方の手順と、テクニックや特徴も交えながら書いています。
お好きなところからご覧ください。
Part7解き方のテクニック
この記事ではこのように用語を統一しています。
問題文:各設問ごとの長文。
以下の画像だとUsed Car For Saleから0132まで
設問:以下の画像だとNo.147以下のような実際に回答用紙にマークする質問と選択肢がある部分
これだと、どこの説明をしているのか分かりやすいわね
1.問題文を必要以上読まない
Part7の設問数は
- 1つの文章の設問が29問
- ダブル・トリプルの設問が25問
あり、これらを1問1分以内で解く必要があります。
問題文と設問を何往復もして考え抜いて解く問題ではありません。
Patr7ではキーワードを素早く探して見つけ出す
「スキミング力」「瞬発力」「集中力」
が求められます。
答えは必ず問題文の中に隠れているわ。
もし見つけられなかった場合は、次に解ける設問の可能性にかけて、潔く諦める判断も時には必要です。
こちらの記事はTOEIC全体の時間配分について詳しく書いています、ご参考にしてください。
2.問題の種類を知っておく
後に難易度が高い複数の問題文のある問題がある、ということを頭に入れて時間配分しましょう。
- シングルパッセージ:1つの問題文に対して設問が2〜4個ある
公式サイトの問題の例は以下の通りです。
サンプル問題|TOEIC Listening & Reading Test|【公式】TOEIC Program|IIBC
- ダブルパッセージ:2つの問題文に対して設問が5個ある
公式サイトの問題の例は以下の通りです。
サンプル問題|TOEIC Listening & Reading Test|【公式】TOEIC Program|IIBC
- トリプルパッセージ:3つの問題文に対して設問が5個ある
公式サイトの問題の例は以下の通りです。
サンプル問題|TOEIC Listening & Reading Test|【公式】TOEIC Program|IIBC
3.問題文の形式を知り最初だけを読む
問題文の形式は以下のようなものがあります。
普段から英文に触れる機会を作り、問題文の種類は何なのか。
誰から誰へ向けたものなのかピンとくるようにしておくことが重要です。
advertisements 広告 |
announcements お知らせ |
business letters ビジネスレター |
charts 表 |
coupons クーポン |
directions 指示 |
e-mails メール |
faxes ファックス |
forms フォーム |
graphs グラフ |
invitations 招待状 |
manuals マニュアル |
memorandums 覚書 |
newspaper articles 新聞記事 |
notices 通知 |
policies 方針 |
reviews 批評 |
schedules スケジュール |
tables 表 |
tickets チケット |
問題文の内容を全部理解する必要はないってこと?
必要ないわ。中に出てくる用語の専門知識も要らないわね。
あくまでも「どんな種類か」「どんな目的か」概要がわかることが必要です。
最初から長文を読むことに抵抗のある方は、形式は何か?を意識して、
パッと見て答えられるようにする練習から始めてみるのもオススメです。
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4.問題文をそれ以上読む前に設問を見てタイプ分けする
設問にはタイプ分けがあります。
必ずしも解くのに時間がかからない順番で設問が書かれているとは限りません。
設問を見てタイプ分けをして、効率良い順序で解いていくことがスピードアップのポイントです。
scan:スキャニング 答えまたはヒントが含まれる一部分を特定する技術
skim:スキミング 問題文全体から言いたいことを読み取る技術
skim&guess:問題文全体から読み取り、背景について推測する技術
設問タイプ |
特徴 |
必要なテクニック |
設問に出るキーワード |
Type1 |
特定の情報 |
scan 1point |
Where? When? How much? etc |
Type2 |
述べられていないポイント |
scan 3 points |
Not/Except |
Type3 |
読者・筆者は誰か? |
skim |
Who would most likely~? To whom is the~? |
Type4 |
メインポイント・目的 |
skim & guess |
What is the purpose of~? Why was~? |
*“Who~?” で始まる設問はType1 にも Type3にもなり得るので注意する
Type1,2の設問を最初に解き、Type3,4については後回しにします。
今までうっかりType3とか4から取り組んでたわ!タイプ分けは時間短縮になるのね。
以下に各設問ごとのタイプの解き方をお伝えしていきます。
Type1: 特定の情報
設問の例
- What is the standard rate for a single room on a public holiday?
- Which hotel package includes a free meal?
- According to the advertisement, when does the fitness club close?
解き方のステップ
1.キーワードを選ぶ できれば2つ
- 形容詞・副詞
- 特定の名詞
- 動詞
設問が一番言いたいことは何なのか?キーワードを意識する。
そこへ意識を持ってから、問題文を読んでいく。
2.問題文をスキャニングし、以下を見つけ出す
- 全く同じ単語
- 同義語
- キーワードを暗示する語
同義語については別の記事(準備中)でTOEIC必須のものを抜き出す。
答えは問題文に隠れていることがほとんどなので、「言い換え」に注意して見つけ出す。
3.見つけ出した部分を注意深く読む
大抵その文章中に答えが隠れていますが、見つからない場合は1つ前の文章を読む。
4.設問のA,B,C,Dは読まずに、自分自身の答えを見つけ出す。
設問の選択肢を先に見てしまうと、混乱してしまう恐れがあるのでここで仮に頭の中で答えを出しておく。
5.A,B,C,Dと照らし合わせ、答えを選ぶ。
ダブルパッセージ、ドリプルパッセージでのキーワードの見つけ方
設問を見る→1つ目の文章から答えが見つけられない
→そんな時は2つ目、または2つ目の文章をスキャニングしてキーワードを見つけ出す。
Type1の攻略はキーワードを素早く正確に見つけることなのね。
Type2:NOTが含まれる設問
設問の例
- According to the advertisement, which of the following is NOT available at the hotel?
- The package deals include all EXCEPT which of the following?
- What is NOT mentioned as a way to book a room?
解き方のステップ
1.すぐにA,B,C,Dを見る
Type1と違って、この設問の場合はすぐに選択肢を見ていく。
2.4つの選択肢が問題文に含まれているかスキャニングし、消去法で答えを消していく。
一見時間がかかり効率が悪そうだけど、そもそもType2の設問の割合は少ないわ。気にせず時間を取っていいのよ。
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Type3:筆者・読者は誰か?
設問の例
- For whom is this advertisement intended?
- Who would probably be interested in this advertisement?
- Who most likely published this advertisement?
解き方のステップ
Reader(読者):問題文の冒頭を見て以下の語句があればそこがヒント
Dear, To, For, ATT(attention)など宛先を表す語句が含まれている場所
人を表す語句 Mr./Ms./ ~er, ~or, ~ist, ~ian, ~ee, you, yourなど
Writer(筆者):問題文の最下部を見て以下の語句があればそこがヒント
I, me, we, us, our
Fron, Sincerely, regards, signed
読者は冒頭に、筆者は最下部にヒントが隠されているのね。
Type4:メインポイント
設問の例
- Why was this advertisement published?
- What is the main purpose of the advertisement?
- What is being announced?
解き方のステップ
1.最初にこの設問があってもType1,2の設問を最初に解くまでは解かずに置いておく
先にType1,2を解くことでType4のヒントになり、問題文を読まずに解ける場合がある。
2.問題文の冒頭と最後の段落のみスキミングする
3.選択肢A,B,C,Dの動詞にフォーカスする
動詞が見当たらない場合や動詞が全て類似している時は、主語の名詞に注目するのよ
ここまでで一旦Part1~4の分類に慣れながら、実際のPart7の問題を一通り解いていく練習をします。
この4種の分類に慣れてきて、解き方が分かってきたな、と思ってからで結構です。
以下のType5,6,7の分類もできるようになると、さらに効率的に解くことができるようになります。
Type5:implied, would, probably, likelyが含まれる設問
設問の例
- What would guests most likely do upon arrival?
- Where does this advertisement probably appear?
- When might a guest need to call the reception desk?
解き方のステップ:Type1, Type4のテクニックを両方使う
Type1:キーワードを見つける
Type4:スキムし推測する
Type6:mentioned, stated, suggested, indicatedなどが含まれる設問
設問の例
- In the advertisement, what is indicated about bath towels?
- Which of the following does the advertisement mention?
- Which of these is true, according to the passage?
解き方のステップ:Type2 スキミングテクニックを使う。
ただ、見つけ出す答えは一つだけ。
Type7:meaningで同じ意味で使われる単語を見つける
設問の例
- In the advertisement, the word “rate” in Paragraph4, line1 is closest in meaning to (a)assess (b) score (c) price (d) exchange
- In the advertisement, the word “function” in Paragraph2, line3 is closest in meaning to (a)operate (b) party (c) purpose (d) entertainment
解き方のステップ
1.選択肢の単語をすぐに見て意味を推測する
例) reception
- A:party
- B:front desk
- C:signal
- D:elephant
2.単語が全て理解できる場合→3.に進む
理解できない場合→5に進む
3.A,B,C,Dは同義語はあるか?明らかに違う種類の単語を除外する
(この場合はD)
4.前後の文脈を見て当てはめて決定する。
5.A,B,C,Dを文脈に当てはめて、頭の中で音読する。
消去法で不適切な単語を取り除いていく。
注意すること
- 知らない単語が出てきても焦らず、知っていることに集中する
- もし質問文が難しく、時間をロスしていると感じた場合は、後回しにする。
仮の答えを出しておき、最後に時間が余ったら戻って回答する。
一通り最後まで、問題を解くことを最優先する。
この記事が、皆さんのTOEICスコアアップに繋がるきっかけになれば嬉しいです。
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