こんにちは、Minisakiです。
街で外国人観光客に道を聞かれて、ちょっと話せるくらいの英語力が欲しいな〜。どんな勉強をしたらいいのかな。
海外旅行で英語で話したい。やっぱり単語を知っている量が少ないから、まずは単語を覚えないと。
単語を勉強したけど挫折しちゃった。日本語の語順で単語を並べても伝わらないし、英語の組み立て方がそもそも分からない。
単語も覚えて、文法?も勉強して...遠い道のりだなぁ。。
英語で日常会話をしている人はいとも簡単そうに話しているのに。何かコツはないかなぁ(泣)
皆さんもこんな風に悩んでいませんか?
私も、オーストラリアに滞在する前はコツコツと文法の勉強などをしていました。
1年間でTOEICを300スコアアップして帰国して感じることは、
日常会話で使われる英単語や英文法は限られたもの
ということです。
文法や単語を覚えることは間違いではないのですが、効率の悪い勉強の仕方から効率のいい仕方に変わりました。
受験勉強や海外の大学進学などを目的にしている場合は別ですが、
もし英語学習の目的が簡単な日常会話だったとしたら、
- 英文の語順を知り簡単な英作文ができるようになること
- よく使われる動詞をイメージで腑に落とすこと
この2つが日常の簡単な英会話のポイントです。
逆にこの2つを抑えれば、最短で簡単な英語で言いたいことが言えるようになります。
このサイトにも、英語は書けないと話せないということが書かれています。
単語については文章の主となる「動詞」にフォーカスをしました。
2つのオススメの本を紹介しながら、この2つのコツについてお話ししていきます。
1.意味順で英語の骨格を組み立てる
英語の語順はこのようになっています。
誰が する 何 どこ いつ
例えば
週末は買い物に行く予定です
買い物に週末は行く予定です
日本語は、このように順番が逆になっても通じますが、
英語ではそうはいきません。
I am going to go shopping on this weekend.
Sounds good.
こんな会話に対して
shopping go to on this weekend I am going to
...What?
語順がめちゃくちゃだと、英語では全く伝わりません。
おすすめテキスト「意味順」書き込み練習帳では、英語の語順ではどう組み立てられるかを実際に書き込みながら体得することができます。
- 文法の参考書を開いてもやる気が起きない
- 体で覚えるタイプだけど話せなくてつまづいている
- 日本語と英語の違いの解説をしてもらうと納得する
こんな方にオススメの参考書です。
この本のワークをしながら、並行しておすすめなのは3行簡単英文日記です。
こちらの記事で私がオーストラリアでやっていた英文日記について紹介しています。
2.英語は主語からでなく動詞から組み立てよう
英語で話そうとすると"I.... " "You..."と止まってしまう。そもそも主語が何なのかがわからなかったりもするし...
私はいつも動詞からイメージして文章を組み立ててるよ。
あ、そうだったの!確かに1.で英語は主語から始まるのを知ったけど...いつも主語から文章を考える必要はないんだね。
例えば、海外旅行のホテルでこんな経験をしました。
鍵が開かないんです
というのをホテルのスタッフに伝えたかった時、英語の苦手な友人は
key... key...
とひたすらkeyを主語にして英文を作ろうとしていました。
ホテルのスタッフにはキーを無くしたの?と誤解されてしまいした;
ここで大事なイメージは
open (the door)
ドアが開くかどうか ということ。
開くのは鍵ではなくてドアで、日本語を直訳しないことがポイントです。
開けるのは自分なのでIとなります。
I can not open the door.
と言うと簡単です。
※The key doesn't workなどkeyを主語にももちろんできます。これは言い換えの一例です。
主語からでなく動詞から伝えたいイメージを作り、そこから文章を組み立てるのがコツ
です。
では、動詞のストックとしてはどんなものを持っておけばいいのでしょうか?
オススメの本をご紹介します。
動詞は以下の20個です。
①「人が動く」というイメージの単語類
1:get「(やっとの思いで)成し遂げる、手に入れる」
2:go「(ここから)離れて他の場所へ行く」
3:come「(人やモノ、話題などが)向こう側からこちらに来る、戻ってくる」
②「人が何かを動かす、変化させる」というイメージの単語類
4:put「(人やモノ、考え方を)変化させる」
5:have「自分のテリトリーに大事に置く」
6:take「自分のほうに置く、選択して〜する」
7:turn「場所・状態が変化する」
8:give「(人や何かが)モノを移動させる」
9:bring「引っ張り上げる」
10:make「何らかの形を作る」
③「何かを見たり、聞いたり、感じたりする」というイメージの単語類
11:feel「五感で感じる」
12:think「思う、考えを巡らせる」
13:hear「聴覚で認識する、察知する、知覚する」
④「人が何かをやろうとする」というイメージの単語類
14:keep「ある状態を維持する」
15:stay「ある位置にとどまる」
16:try「〜の動作をしてみる」
⑤「人が他の人と何かをする」というイメージの単語類
17:talk「誰かと話をする」
18:tell「誰かに何かを伝える」
19:speak「音を(声に)出す」
20:meet「人と人、モノとモノが会う」
英作文の例を紹介して一緒に作っていきましょう。
例えば、turnという動詞だとこんなにも日本語の意味があります。
Turn
1.次の角で右に曲がってください。
2.(車の)運転をするとき曲がることは難しいです。
3. エアコンをつけてもらえますか?
4.何があなたをやる気にさせますか?
5.(次は)あなたの番です!
takeにもたくさん意味があります。
Take
1.彼の英語のレッスンを今日受けます。
2.気をつけて。
3.彼女は毎日家族の中で一番遅くお風呂に入る(人です)。
4.いつそこへ連れて行ってもらえますか?
5.ここで写真をとってもいいですか?
単語帳で一つの単語イコールこの意味とイメージなしで暗記するよりも、
この本ではイメージと例文で単語全体の感覚を表現してくれていますので、
「体得する」のに近い感覚を味わうことができます。
まとめ
- 日常会話で使われる英単語や英文法は限られたものである。
- 簡単な英作文ができれば英語の語順で話すことができる
- 英作文には語順が大切 語順が変わると意味が通じない
- 作文をするときは主語を固定せず動詞から考える
以上が平易な英語で言いたいことを伝えるコツです。
英会話の習得に悩む方に参考になりますように。
お読みいただきありがとうございました。
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