こんにちは、Minisaki です。
2016年に勤めていた外資系の会社をリストラ、勢いで英会話講師で起業したものの生活が成り立たず挫折した私が、起業の失敗についてシェアします。
まずはじめに。。
こういう記事って、すでに成功して稼いでいる人が書くものと思います。。
今の私はリゾートバイトで生活費を稼ぐただの人生崖っぷち独女です。
この経験をさらけ出すのに躊躇しましたが、勇気を出して書きました。
失敗したくない人は多いと思うので、私が実際に起業してみて知った「想定外で失敗したこと」についてまとめていきます。
「とりあえずやってみる」で行動しまくりスタート
私の記事を初めて読む方も多いと思いますので、どんな起業の始め方だったかをまず書きます。
よく起業に間することを調べだすと、「考えずにとりあえずやってみる」というアドバイスを見かけます。
自分でもよく行動できたな、と今考えると思うくらい最初は勢いよく行動していました。
当時住んでいた兵庫県西宮市のカフェで、市のfacebookグループにjoinして体当たりで投稿、人を集めて英会話カフェをすることから始めました。
写真は当時のfacebookの投稿です。
英会話スクールでバイトもしていましたが、自分のやり方で人に一歩踏み出す勇気を与える仕事が嬉しくて、フリーで英語を教えたい気持ちは高まっていきます。
その後、商品作りコンサルを受けて独自のマンツーマン英語コーチング3ヶ月講座を作ります。
当時していたアメブロ読者や地元つながりの方がお客様になり、本格的に英会話講師として活動しだします。
noteにはマンツーマン 英語コーチングで教えていた内容の一部をまとめました。
フリーになる前に想定外だった3つの失敗
1.お金
2016年当初、私はそれまで会社員生活を5年ほど続けていて数百万の貯金がありました。
好きなものを全部買い、余れば貯金する生活を何年も続けていました。
フリーになって頭では浪費してはいけないと分かりつつも、無意識に浪費してしまいました。
- 最低限の生活費はいくらなのか
- 自分の収入はいくらなのか
は当たり前ですが常に把握しておくべきでした。
お金の計算なんて嫌だな、と思っていましたが、これは今思えば避けて通れなかった問題でした。
1年くらいは貯金くずす生活でもいいと思います。1年くらい経ち、お金が回っていかない場合はこだわりを捨ててバイトしながら稼ぐことは必要です。
合計2度会社をクビになり、強烈に「会社で働きたくない」という意識が芽生えてしまったので、最初の1年くらいはがむしゃらに独立してやる!と燃えていました。
と同時にそれに執着もしていました。
貯金が減っていくのを分かっていながらも、
「私はやりがいを重視、お金は後からついてくる」と見て見ぬふりをしていました。
- やりがいを求めて起業する
- 自分らしさを大切にする
のは起業の醍醐味ですし、稼ぐことだけを目的にするとやる気にならない気持ちはすごく分かります。
ただ、今の日本は良くも悪くも資本主義社会。お金がないと生活できません。
お金と真剣に向き合わないと、家賃払うのがいっぱいいっぱいになったり。
現金が手元になく、来月のカードの請求を心配しながらヒヤヒヤスーパーなどで買い物をする羽目になります。
ビジネスとして成り立つのかは大事
自分のしたいことはビジネスとして成り立つモデルなのか考えてみるのも大事です。英語講師として独立成功してる方もいますが、商品の質は大切。
私の場合は、自分のような「他の日本人よりちょっと喋れる人」を増やしたいというコンセプトで副業しましたが、それを本業にするのは無理ゲーでした。
他に優秀な講師はいくらでもいますしその中で選ばれるためにはやはり質の向上が必要です。
それまで特に成功体験がなかった小さな視界の私には、ちょっと集客して人が集まるくらいで、すごい偉業をしたかのような自意識過剰になってしまっていたと思います笑
小さなボートに乗ったのに、大きな豪華客船に乗った気持ちになって崖に激突、的な感じですね。
それがどれくらいの稼ぎになるのか計算してから自意識過剰になれ、と過去の私に言いたいです笑
2.自己肯定感
起業してうまくいっている人に共通しているのは、自分は成功できると心の底から信じられていて、周りにもそんな人を味方につけていることです。
素直な人は伸びやすい、とも言われます。
私の場合色々努力しようともがくけど、心の底では「そんなんしても無駄」「どうせ私には無理」を連発しているせいか、飲み込んだふりをして時間が経つとベーっと吐き出してしまうのです。タチ悪すぎですね;
自己肯定感が低い理由だと思うのが、幼少からの環境です。
教育熱心で箱入りで育った私は、成績をいつも気にして親に認めてもらうのに必死だったせいか、自己肯定感が昔から低かったです。
一時期「毒親」について調べまくり、読んでいいなと思ったのがこの本です。
親の影響で自己肯定感が低い?と思う人にはオススメの本です。
ワークに取り組んでいくと、今のモヤモヤが解消できるかも?
井上 秀人 (著)
ただ、あまり自分のマイナスな面ばかり考えすぎると私の場合ドツボにはまるので、今は考えすぎないようにしています。
女性はビジネスも恋愛も同時にうまくいく?
自己肯定感を高める脳科学を取り入れたコーチングを受けて、女性性のアップに努力した時期がありました。
女性はうまく回りだすとビジネスも恋愛も両輪でうまくいく、ということに説得力があったので受けることにしました。
その方から学んだことで、明るい色の洋服を着ることや持ち物に女性らしいものを取り入れることに前ほど抵抗がなくなりました。
人と接する距離感覚が分からない「コミュ障」な私は人間関係面ではまだ成果はありませんが、女性性が少し開かれた?と自分の中で成功体験だと思っています。
心のそこからこびりついているものでも、だんだん時間をかければゆっくり解凍されていくこともこんな風にあります。
講座などに依存的にならず、短期的な成果を求めず、私は長い人生のゆるテーマとして気長に取り組んでいます。
3.スキルを磨ける環境
フリーランスになると、
自分で生徒を募集して集客しながら、
教材も準備しながら、
生徒さんの課題
などを添削するなど全部を回さないといけません。
そんな中、ある日
「あれ、会社員時代より英語を喋っていない?」
という危機感を感じました。
初心者の方相手に簡単な単語を使うようにしていると、話す英語も使う文法もマンネリ化していると自覚がありました。
オーストラリアに行ってからも年数が経って来たので
「これは不自然だからこっちをよく使う」
などと言っている自分の教える内容も「これであってるのかな?」と感じるようになっていました。
来年海外就職を目指す私ですが、海外でリアルに使われている英語にもう一度触れ直して鍛え直してきます。
まとめとこれから
想定外の失敗の3つの原因は
- お金
- 自己肯定感
- スキルを磨ける環境
でした。
生活費カツカツの中自転車操業でなく、安定収入を稼ぎながら、会社員の収入より独立した収入が上回って初めて考える、というのごやはり凡人には王道です。
才能でなくどんな仕事でも結果はコツコツ努力で得られると思っています。
どこにいても、どんな仕事をしていても。
私は人に一歩踏み出す勇気を与える存在でありたい
特に箱入りなどで型にはめようと育てられて苦しんでいる「いい子」と呼ばれる人たちには。
海外移住資金を稼ぐため、今はリゾートバイトをしています。
都会で一人暮らしをしながら普通に派遣で働くことも考えましたが、2〜3年会社で働いていない私には、人材派遣会社から「紹介できる仕事はありません」と言われました。
日本で求められないなら、日本にこだわらず海外でたくましく生きてやろう!!
と、リゾートバイト→海外就職を決意。
ブログやフリー英会話講師の経験を生かせるマーケティング関連の仕事を探し、2月出発を目指しています。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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