子供の頃は楽しみだったお正月も、大人になるにつれて、「面倒だな」「疲れるな」と思っていませんか?
でも、しばらくコロナを理由に帰省してないから、もう今年はしなければならない。などと義務感を感じていないでしょうか?
私は大学生時代でも門限あり、下宿は禁止、男女交際も反対という「ガチガチの箱入り娘」でしたが、今では海外に住んで2年になります。
実家でお正月は3年以上は過ごしていません。なぜこう思えるようになったか、どうしても実家にいないといけないときどうしたかを書いていきます。
独身のあるあるを書いていますが、既婚で帰省にモヤモヤしている方にも役立つ部分もあるかもしれません。
実家に帰りたくないあるある
- 帰ってもすることがない
離れた場所で一人暮らしをしていると、そこでの自分の生活スタイルが出来上がっていきます。
もう両親とはペースがずれているし、テレビをただ見て過ごすのも退屈。
実家近くの友達とも疎遠になっていて会うこともない。
というパターンはないでしょうか?
できれば、好きな時に好きな人と過ごしたいものですね。
- 時間や費用に見合うメリットがない
実家が交通の便がいいところではない場合、帰省にかかる時間とお金もネックになるポイントではないでしょうか。
特に都心に住んでいると、色々なことが便利でコスパよくできて当たり前。
帰省に使うエネルギーにプライオリティを感じなければ、必然的に腰が重くなるかもしれません。
- 独身で子供もいないことに罪悪感を感じる
私のようなアラフォー女性の場合だと、何も言われなくてもふつふつと感じるのが「結婚・出産へのプレッシャー」。
例えば、両親と一緒に食事に行った時に隣の席に同年代の夫婦が子供を連れている時。
道ゆく人の連れた赤ちゃんを、母が可愛がって見ている時など(悪気はなし)。
「私には、両親に見せる孫どころか彼氏もいない」なんて申し訳なくなってしまいませんか?
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実家に帰らないためにどうすればいい?
では、両親に罪悪感を感じずに実家に帰らないようにするには、どうすればいいのでしょうか?
- 年末じゃなくても連絡を取っておく
実家の場所や親は自分で選べません。
どうせ連絡をとったり帰省など接点を持つなら、自分の余裕のある時に電話、メール、ビデオ通話などで連絡していると「帰らなければならない」という義務感から解放されます。
このとき、必ずしも「親の望む方法」に捉われなくても大丈夫です。継続することが大事。
- 今の生活が楽しく充実している様子を伝える
子供の幸せな様子を見ることが1番両親が帰省に求めることではないでしょうか。
なので、幸せで充実していることを分かるように、写真や動画を送って安心させてあげましょう。
私は、親とメッセージする時、「忙しい」より「楽しい」、「時間がない」より「充実している」などポジティブな言葉を心がけています。
そうすれば、さきほどの「孫の顔も見せられない」という問題も解決ですね。
実家に帰る場合有意義に過ごすには?
とはいっても事情もあり、今年は帰らないといけない。という場合はこのように過ごしてみるのはいかがでしょか。
私は海外就職が決まってから1ヶ月ほどビザを待ちながら実家で過ごしました。その時にしたことは...
- 家の断捨離
実家で年配の両親が住んでいる場合、不要なものを溜め込んでしまっていないでしょうか?
歳をとると片付けるのがおっくうになるようですが、最後に処分をするのは子供である私たちとなります。
不要なものをメルカリなどネットで売ったり、力がいる家具の移動など若い人の手がいることに力を貸してあげると、有意義に時間を使えます。
また、自分が率先して動くことで、家族にも良い影響があるかも?
参考記事
過去私が断捨離をしていたら、面倒くさがっていた母が「片付けにはまっている」と言うまで変化した様子を書きました。
- パソコンなどIT周りを親に教える
もし両親がITに精通しているなら必要ないですが、大抵の場合自分達よりアナログではないでしょうか。
私の海外在住の友達で、お母さんにパソコンでskypeやメールの仕方を教えたら、なんと自ら進んでネット証券で投資をするようになったという方もいました。
根気良く教えれば、実は自分以上に活用する場合もあるかも?
- ホテルステイや外出で忙しくする
実家の家族だからといって、いつも一緒にいる必要はないですね。
例えばお母さんが家事をしないでいいようにホテルステイをするなど、場所を変えたりするのも一つの方法です。適切な距離感が大事。
以下のstand.fmの音声収録である人のホテルステイについて紹介しています。
再生回数も好調なので、紹介しておきますね。
- 読書をして親子関係について考える
私のような箱入り娘で育って愛情の受け方が歪んでしまったり、逆に愛情不足だった場合は、一度実家や両親との関係について深く考える時間を取るのもいいかもしれません。
このとき、考え込んで暗いモードにならない程度の、自分に合う本を読んでみましょう。
私の場合は父が特にしつけに厳しく怖いと感じていました。厳しいお父さんに育てられた人にはおすすめです。
箱入り娘だった私が、コミュニケーションと英語を学んで海外に飛び出した話の著書発売中です。
最後に
親のしたいように生きるのじゃなく、自分がしたいように生きるのが人生だと私は思います。
自分が「本当にやりたい」と思った時に帰省して、貴重な時間を有意義に使いたいものですね。
この記事が、帰省についてモヤモヤしている方の「スッキリ」につながれば嬉しいです。