「多くの」を表すのは日本語だと一つですが英語では
many/much
と
lot
を使って表現する言い方があります。
目次
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どんなルールだったっけ?混乱しないためにこの記事で
整理していきますね。
まずは聞き取り、意味の推測からどうぞ。
初心者英会話 many,much,a lot の違い 聞き取りテスト
※私はnative speakerではありません。完璧なお手本というよりはこんなアジア人英語でも通じるんだなーという目線で聞き取りにチャレンジしてくださいね。
⬆️クリックすると発音します♪
「たくさんの」と形容詞として使われ、
数えられる名詞の前につけます。
There are so many shops on the road.
道路に多くのお店がある。
Many people like traveling.
多くの人は旅行好きです。
※〜sとなっている場合が、必ずしも複数ではないので注意です
液体、時間、お金などは数えられない名詞なので、manyではなく次の
muchを使います。
⬆️クリックすると発音します♪
数えられない名詞だけど、「多い」と表す場合に使います。
Don't bring much money to the night market.
ナイトマーケットには多くのお金を持っていかないでください。
He spent so much time on traveling.
彼は旅行に多くの時間を費やした。
※timeについての注意です。
↑のように、時間を表す時は数えられないのですが、
回数を表す時は数えられるのです。
I have been to Japan many times.
日本には何回も来たことがある。
数えられる、数えられない、って慣れるまで時間がかかるし難しい...
という時に便利なのがa lot ofです。
⬆️クリックすると発音します♪
数えられる名詞、数えられない名詞両方に使えます。
実は、 a lot ofの方が「会話」ではよく聞く表現なのです。
発音は「アロットオブ」では決してないので、
ぜひ発音もチェックしてくださいね。
I bought a lot of souveniors to my friends.
友達へのお土産をたくさん買った。
I like traveling because I can try a lot of food.
多くの食べ物にトライできるので、旅行が好きです。
a lot ofは名詞の前につけますが、名詞を言わず
「たくさん」と言いたい場合はどうするのでしょうか?
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⬆️クリックすると発音します♪
文法的には「副詞」と呼ばれます。
「たくさんの」ではなく「たくさん」となるのがポイントです。
私は友達とたくさん話した。
I talked a lot with my friends.
たくさん旅行がしたい。
I'd like to travel a lot.
「たくさん」がかかっているのは、「話すこと」「旅行をすること」
で、名詞ではないですね。
日本語では一言で「たくさん」と言っても、こういう風に
名詞にかかる場合と動作にかかる場合があるので、
意識して考えるようにすることで「英語脳」に近づきます。
それでは最後に、lots ofです。
-
lots of
これは、mamy, much, a lot of と同じ意味ですが、
よりもカジュアルに使える表現です。
There are lots of places to visit in Hawaii.
ハワイには訪れるべき場所がたくさんある。
If I can speak English, I can make lots of friends from overseas.
もし英語が話せたら、海外からの友達を多く作れる。
英語を文章で見るだけじゃなく、
話せるように、もっと聞き取れるようになりたいあなたへ!
英文を見ているだけ、英語を聞いているだけでは残念ながら...
一向に話せるようにはなりません。
即アウトプット が上達の最短ルートです。
ここで理解度を確認!妄想英作文してみましょう。
あなたは、海外出張でドイツGermanyに来ています。
打ち合わせ後に、取引先とパブに行くことになりました。
英作文してください。
ドイツは初めてですか?と聞かれたあなたは
1.いえ、ドイツには何回も来たことがあります。
大きなジョッキのビールを勧められ...
2.私はそんなに多くビールを飲めないです。
(ビールが数えられるかどうかがポイント)
ドイツの人はみんな大柄で料理も大きくてびっくり!(lotを使いfoodを使わず)
3.私はそんな多く食べれないです。
オススメ!五感を表現する英会話フレーズ集です。