この記事ではWebに詳しくなりたい、というコンセプトで仕事・働き方・スキル・使用ツールなどを調べながら発信をしていきます。
なぜ今更webの勉強をするのか
現在マレーシアで働いている私ですが、昨年コロナで長期間のロックダウンを経験し、オンラインで人と繋がって、それが形になっていく力強さを実感しました。
コロナで海外にいるのに自宅に引きこもる生活。そんな中やっていたのはネットでの情報発信でした。日本にいる方と毎日のようにTwitterでやりとりしていると、価値観の近い人と繋がる機会に恵まれました。仲良くなって、今まで会ったことがないのが不思議なくらいに感じる方もいます。
仕事で使っていたFacebookで、マレーシアの業者さんとweb面談まで話がいき、今ではリアルに対面して協業の話も出ています。
私はオーストラリアにワーキングホリデーに行ったのをきっかけに、周りの日本人よりも少し早くFacebookを10年以上前に始めました。
2019年に英語コーチの活動のために本格的に始めたこのブログも、細々とながら続けています。今までは見よう見まねで感覚的にやってきたブログ。デザインやサイト設計の知識をつけて、もっと目的を持ったものにしたいと感じました。
マレーシアの生活にも慣れてきたので、これからはただ好きというだけでなく、勉強してスキルを身につけながら成長していく様子を発信したいと思いました。
今なんだかしっくりこないな、という方はもしかしたらチャレンジというスパイスがたりないかも?私と一緒に挑戦していきませんか?
Web業界の仕事①クリエイティブ系の仕事
Web業界って、エンジニアとかデザイナーとか聞くけど一体どんな仕組みでどんな役割分担なんだろう?と思うことがあったので、調べて整理してみました。
どの職種にどんな技術が必要?文系だけどweb業界にいけるのか?など気になる方にも参考になれば嬉しいです。
Webサイトを実際に制作するクリエイティブな職種
Webデザイナー
顧客の目的に合わせてWebサイトのデザインやコーデイングを行います。html,cssなどのコーディングの知識と、集客導線や拡散など用途に合わせてデザインをするスキルが求められます。
Webライター
Webサイトに掲載する記事の文章を作成します。顧客の目的を聞き出すコミュニケーションスキル、必要な情報のリサーチスキル、適切な文字数で表現する文章スキルが求められます。
Webプロデューサー
Webサイト制作全体を企画し、統括・マネジメントします。予算管理や人員配置も担当します。チームのマネジメント経験が求められます。
Webデイレクター
Webプロデューサーの企画に合わせてデザイナーやコーダーをまとめ、進行管理をする現場監督のような役割をします。プロジェクトの規模によってはプロデューサーも兼任します。たくさんのデザイナーなど人との繋がりがあり、その適性を知っていることが求められます。
未経験で、文系でもこれらの職種につくことはできるのか?調べてみました。色々な体験談を見る限り、文系であっても未経験でWeb業界で活躍できる道はあります。ただ、資格など勉強をしてというよりは実際に手を動かし、ポートフォリオなど形として何か実績を作ることが重視されます。
そして、プロデューサーやディレクターとなるためには、デザイナーやコーダー、ライターの経験を経てのキャリアが一般的ですが、中には次に紹介するセールスや管理系の仕事を経てディレクターになる方もいるそうです。
Web業界の仕事②マーケティング・セールス系の仕事
Webマーケター
アクセス解析などデータをもとにWebサイトの企画・立案を行います。Webサイト立ち上げの大元となります。分析的な思考と発想力、アイデアを実現するロジカルな思考力が求められます。
セールスエンジニア
顧客の要望をヒアリングしてWebサイトとして実現するために技術的知識も使用しながら提案をしていきます。予算やキャッチコピーに合わせてイメージを実現するスキルが必要となります。
アナリスト
Google AnalyticsやGoogle Search Consoleなどの解析ツールを使って、サイトのアクセス解析をする仕事です。ユーザーがどこから流入して、どの時間帯にアクセス数が多く、どれくらいの時間読まれているかなど、マーケティングに必要な情報を分析します。
Web業界の仕事③技術系の仕事
エンジニアとは?
顧客の要望をヒアリングし、ユーザーに使いやすいようにプログラミングを使ってサービスの設計や開発を行います。アプリケーション・Webシステム・Webソフトウェアなど「Web開発」と呼ばれることを行います。ユーザーの目に触れる部分(インターフェース)の開発がフロントエンジニアの仕事で、サーバーやデータベースなどユーザーが直接触れない部分の開発がバックエンドエンジニアの仕事です。
よく聞くエンジニアとデザイナーという言葉の定義を調べてみました。
Webデザイナーとエンジニアの違い
Webサイトとして目に見える部分を設計するのがWebデザイナーで、システム、アプリなど目に見えない部分を開発するのがエンジニアです。
エンジニアとプログラマーの違い
Java、PHP、Pythonなど様々な言語を使って仕様書に基づいてプログラミングを行うのがプログラマー。顧客の要望に沿って仕様を決定し、大枠の設計を担当するのがエンジニアです。
プログラミングとコーディングの違い
コーディングはプログラミングの一部です。設計からテストまで全般がプログラミングですが、設計だけではサイトは動かないので、コンピューターがわかる言語に書き換えて指示する必要があります。その作業がコーディングで、HTMLやCSSなどの言語として記述することを指します。
ちなみに、こちらのサイトの図がとても分かりやすかったです。
Web業界での働き方
Web業界で働くということを調べていると、フリーランスだったり、企業に勤めていたり、色々な働き方があります。実際に周りでも両方知り合いがいるので、どんな感じで仕事についたのか聞いてみました。
企業勤務の場合
未経験で働けるWeb制作会社にデザイナーとして就職した友達がいます。Web業界、求人などで検索をすると、募集をしている記事もよく見かけます。入社して研修もあり、未経験で活躍できるチャンスがあるのは嬉しいですね。
ただ、仕事のやり方は当然方針が決まっていて、自由度がないということは聞きました。企業の規模や方針にもよると思いますが、クリエイティブな発想を生かすという意味では向かない場合もあるかもしれません。
フリーランスの仕事の取り方①クラウドワークス
ランサーズ、ココナラなど登録してフリーランスが仕事を受注できるクラウドワークスというサイトがあります。Webデザイナーだけでなく、Webライターやイラスト制作などクリエイターが登録してオンラインで仕事が受注できるプラットフォームです。
数あるクリエイターの中で、自分にしかできない強みは何か?差別化して仕事を取るスキルやマーケティング力が必要とされます。
私も、何かしら案件を取れるようになりたいと目標にしているところです。
フリーランスの仕事の取り方②クライアントワーク
①のクラウドワークスからクライアントワークに繋がることもありますが、それ以外に、リアル、SNS、ブログなどから問い合わせや依頼を受けて案件を受注します。企業に常駐して会社員のように決まった時間に就業しているスタイルもあれば、案件を同時並行で進めているフリーランスの人もいます。
知り合いの話では、最初はキャパが分からず仕事を詰めすぎてしまい、体調を壊してしまうこともあったそうです。この点、常駐だと会社員のように期間内は安定した収入があることになります。