外資系の企業への転職で面接が迫っているけど全然話せない
海外就職をしたくて面接の練習をオンラインでしたい
このようなお悩みはありませんか?
人生を左右する就職や転職で、英語での面接で失敗したくないと考える人も多いのではないでしょうか。
オンライン英会話を利用すると、自宅にいながら本番さながらの雰囲気で面接の練習をすることができます。
本記事では英語で面接対策ができるオンライン英会話とその選び方、面接のポイントや実際に聞かれた質問など、海外就職を経験した私が体験談を交えて書きました。
英語面接対策ができるオンライン英会話5選
ほとんどのオンライン英会話のサービスで はフリートークが用意されていて、講師に模擬面接をお願いすることが可能です。この時、より本番に近い環境で再現できるかが重要です。
私が体験レッスンを経験したオンライン英会話の中で、実際に臨場感を持って面接の疑似体験ができた会社を選びました。
料金、講師、レッスンのカリキュラムの3面から比較しました。
Cambly
料金
月額$41.25〜
(1日あたり15分、週2回、12ヶ月プランの場合)
講師
講師は全員ネイティブのCamblyでは、さまざまな業界経験を持つ講師から自分に合う講師を選ぶことができます。
また、北米、英国、オーストラリア、その他から講師のアクセントを選んで選択する機能もあります。
ネイティブスピーカーとの面接を控えている方には特におすすめです。
カリキュラム
Business Englishのカリキュラムの中に、Job Interviewのレッスンがあります。
こちらを選べば実際に面接を想定した対策を講師と行うことができます。
また、レッスン後に動画が残されているので、レッスンを復習したい時にもおすすめです。
DMM英会話
料金
スタンダードプラン 月6,480円(税込)
1日25分 毎日1レッスン
講師
105ヵ国の講師が在籍しています。ネイティブ、日本人講師を含む115ヵ国すべての講師と話せるプラスネィティブプランもあります。
毎日レッスンを継続して受講する習慣を身につけ、色々な国籍の講師と話す経験を積みたい方におすすめです。
カリキュラム
講師とのフリートークの他に、DMMオリジナル教材で受講するレッスンもあります。
Businessの教材の中にはJob Interviewsがあり、実際に面接で想定される質問を講師と実践することができます。
Bizmates
料金
13,200 円(税込)
毎日25分×1レッスン
講師
ビジネス英語に特化したBizmatesでは、講師のプロフィールに業界経験とどんな分野が得意かが分かりやすく書かれているので、自分に近い業界経験を持つ講師を選びやすくなっています。
ネィティブスピーカーだけでなく、アジア圏で話す英語に特化している講師もいます。
カリキュラム
月額料金制であることから、面接まで集中して面接対策をしたい方におすすめです。
初回の体験レッスンでは、カウンセリングとレベルチェックがあり、その後入会して3ヶ月の勉強のプランの案内があるという流れでした。
面接で業界の話を本格的に英語でする必要があり、じっくりレッスンを重ねて対策したい方におすすめです。
ビジネス特化型英会話コーチングならBizmates coaching!
EF English Live
料金
¥8,910 (税込)/1ヶ月
1週間無料体験あり
講師
ネイティブ講師の質の高いレッスンを業界最安値で受講できます。
グループレッスンもあり、日本人の生徒だけでなく英語を世界から学びたい生徒が集まっています。
アジア圏だけでなく、ネイティブを含めたグローバルな環境に転職する方や、外資系で色々な国籍の人と仕事をする場合には、仕事で経験するグローバル感を一足早く体験することができるでしょう。
カリキュラム
いきなりレッスンで話すのではなく、シャイな方でも取り組みやすいようにオンライン教材のシステムが充実しています。
ただ文法問題などを解く教材でなく、実際に声を入力して発生するなど実践的なものになっています。
プライベートレッスン(月8回・各20分)無料期間中は1回
グループレッスン(月30回・各45分)無料期間中は3回
オンライン教材 (いつでも利用OK)
ネイティブと24h英会話世界最大級のオンライン英会話
1週間無料体験キャンペーン実施中
Best Teacher
料金
月額12,000円(税込)
レッスン回数無制限
ネイティブ講師追加料金なし
講師
世界60カ国以上の講師が在籍しています。ただフリートークを楽しむだけでなく、講師から英文の添削が受けられるのがBest Teacherのカリキュラムの特徴です。
講師が話せないことを教えるというスタイルではなく、自分の頭で考えて文章を作り発信できるようになるようサポートします。
カリキュラム
無料体験を申し込むと、スピーキングレッスンに到達するまでに、講師と5回英文でテキストのやりとりをして、出来上がった文章を音読する課題があります。
すぐに講師と話すスタイルの英会話レッスンを想像している方には最初の作文がハードルになるかもしれません。
話すことが中心のレッスンで伸び悩んでいる人や、英語で文を書くことはできるけど話すのが苦手な人にはぴったりです。
WritingとSpeakingを両方学びたいならベストティーチャー(Best Teacher)
英語面接対策ができるオンライン英会話の選び方
実際の面接に近い環境か
面接官と話すことに慣れていないと、少し聞き取れなかっただけで頭がいっぱいになってしまったり、準備したことが活かせなかったりすることがあります。
このため、事前にオンライン英会話で面接対策をする時には、ネイティブが相手なのか、アジア圏の人などノンネィティブが担当かなどで、最適なオンライン英会話の環境が異なります。
仕事の内容を深く話すことが予想される場合は、業界経験も近い講師とレッスンし準備しておくと、より本番の面接で使える表現が広がるでしょう。
自分の弱点を強化できるか
英語の面接で話せるようになるためには、ただ形式的に面接の練習をするだけでなく、自分がスムーズにできない部分に特に力を入れることも重要です。
このとき、単純に文法の知識や発音など英語のスキルだけが問題でないことがあります。
例えば、英語で質問の答えを準備するのに時間がかかるなら、まずは英語で時間をかけても作文できるようになる力をつけます。
相手の言うことが聞き取れないなら、聞き返すフレーズを用意したりすぐに言えるように練習をします。
オンライン英会話のサービスには体験レッスンを設けている会社も多いので、最初に担当する講師に、対策で重視すべきところを聞いてそれにそって学習を進めるのもおすすめです。
実際の英語面接で聞かれた内容
マレーシア内で外資系企業に転職をした私が、現在の会社や他に受けた会社の面接で聞かれた質問で思いつくものをまとめました。
- 本ポジションの仕事内容について説明して下さい
こちらが仕事内容を理解して応募しているのか、相応する知識や経験があるか、仕事内容を他の人に英語で説明するコミュニケーション能力があるかを見られていると感じました。
- なぜ海外就職しようと思ったか
私が受けた企業がマレーシアの企業だったため、ビザを発行したのに簡単に辞められては企業は困るものです。
この理由は複数の会社で聞かれたので、海外就職を目指す人には必須の質問と言えるでしょう。
なぜ目指しているのがその国なのかも言えるとよりいいでしょう。
- なぜ自分がこのポジションに最適だと思うか
この質問では過去の経験や英文Resumeに書いた内容を整理して自分のセールスポイントを準備できている必要があります。
過去の仕事との共通点や活かせる経験談をまとめてスムーズに英語で言えるようにすることがおすすめです。
- 今後のキャリアをどう考えているか
この質問は日本人の面接官に聞かれました。
私の転職の場合は業界が変わったり、過去に一年少しで退職した経歴もあったので、特に長く勤めて欲しいと考える企業風土の場合は聞かれやすい傾向があると感じました。
こちらも、整理して準備しておきましょう。
英語面接のポイント
最低限のコミュニケーション力をつける
面接官が本当に求めているのは英語力でしょうか?実際に採用する側の立場になると、本当に必要なのはコミュニケーション力の方と言えるでしょう。
1発で聞き取れない場合でも、聞き返したり、簡単な言葉に言い換えたりできるようになればいいのです。オンライン英会話でシュミレーションしながら言い方を準備しておきましょう。
聞き返しの仕方についてはこちらの記事で紹介しています。
業界情報を調べ質問を準備
業界の知識や経験が必須なポジションの場合、あらかじめ専門用語について調べて英語で言えるようにしておきましょう。
もし未経験の業界に転職する場合でも、調べて面接に望んでいる姿勢を見せることで大きく印象が異なります。
また、ミスマッチを防ぐために知ったかぶりをせず分からないことははっきり分からないと言えるようにしましょう。
英語面接で聞かれそうな質問の準備
専門的な用語だけでなく、一般的な面接で聞かれる時効も英語で言えるように準備しておきます。
- 志望動機
- 転職理由
- 自分の強みと弱み
- 過去の仕事の成功談
- 過去の仕事の失敗談
- なぜ自分を採用するべきか
受ける会社に合わせてアピールできる経験を何パターンか用意しておき、使い分けられるようにしておくとスムーズでしょう。
オンライン英会話で模擬面接
オンライン英会話のフリートークのレッスン、またはビジネス英語で面接の講座がある場合はそのレッスンで実際に模擬面接に望みます。
答えを用意していない質問を投げかけられたとしても、それは答え方のバリエーションが増えるチャンスです。
私は面接のある日の朝にレッスンを予約して、本番をイメージしてから望むようにしていました。
時間の許す限り受講して、度胸をつけて堂々と望めるようにしましょう。
日本語の倍はきはき話す
英語のコミュニケーションでは、日本語よりもより大きく口を開けて、はっきりと話すことが求められます。
日本語の調子で口の周りを大きく動かさず、小声で話していると聞き返されたり、大きな声で話してと言われることもあります。
せっかく質問の答えを準備していても、声で伝えることができなければ、いいことを言っていたとしてもコミュニケーション力が低いと見られる可能性もあります。
面接前には発声練習などをして、いつも以上に堂々とはっきり話せるようになっておきましょう。
本記事がこれから英語で面接を受ける人の対策の参考になれば嬉しいです。
英語の発音対策についてはこちらの記事でも紹介しています
参考記事
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