マレーシアで移住して働いている私ですが、以前はこんな疑問を持っていました。
海外就職って興味あるけど、家をマレーシアで借りるのにいくらかかるの?
貯金そんなにないけど、マレーシアに移住ってできるのかな?
そこで、この記事では実際にかかったリアルな費用と明細を公開しています!
お金をかけずマレーシア移住はできる?
結論から言うと、マレーシア移住はミニマルな費用でも実現可能です。
航空券を買ってホテル生活しながら家を探し、引っ越すまでの1週間にかかった費用は
総額¥129,093
でした。
安いね!家の費用込みで?
何がポイントだったの?
初期費用を安くできたポイントは
- 自分一人で契約せずシェアハウスを選んだ
- 格安航空(エアアジア)を選んだ
大きくこの2つです。
ミニマル移住を意識せず、もっとかかると想定される費用は
- 家の初期費用
- 航空券
- 1週間のホテル代(会社負担だったので私はかからなかった)
- ビジネススーツなど服や雑貨
- 荷物を別送する場合の送料
です。
また、この記事で書いている合計費用に、日本での交通費は含まれていません
- 日本の自宅から空港までの交通費
- ビザ手続きに東京の大使館まで行く場合の交通費
マレーシアでかかった費用はレート
1RM(リンギット)=約26.55円 ※2020年2月現在
で計算しています。(スマホのアプリです)
それでは、項目ごとに、詳細を書いていきます。
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1.航空券
私はエアアジアを使って1/29に航空券を取り、2/2深夜便で関西空港から渡航しました。
エアアジアは荷物の預かりはオプションなので+5000円で荷物20kgを追加して、40,345円でした。
東南アジアに行く片道航空券が4万円って、格安航空にしては高くない?
私の場合はビザが出次第すぐ渡航という状況だったからです。
1月中旬にビザを待っているときに2月上旬の航空券の値段を調べると、安いと2万円前後からありました。
早めに航空券を取れる状況であれば、もっと出費を抑えられるかもね。
格安航空を使わない場合はどうなの?
大阪からの場合、エアアジアかマレーシア航空がありましたが、私が検索した時
すでにほとんどの日程でマレーシア航空は10万超えしていました;
エアアジアと5000円ほどの差で昼行便がある日もありましたが、日程が遅すぎたので断念しました。
格安が嫌!という方は、日程を選べばいいんだね。
また、エアアジアで航空券を買うときはリンギット払いにすれば日本円で買うよりお得になるという裏技があります。(今回私は慌てて取ったので使えませんでした;)
このサイト、マレーシア移住に参考にさせてもらってます。
2.家の初期費用
一番移住で大事で、気になるのは家の費用かもしれないですね。
私は、最初は慣れない土地でいきなり一人で契約して失敗しまうリスクを抑えるためと、日本人の方に色々聞ける環境が欲しかったのでシェアハウスを選びました。
家賃は月RM1200/月 デポジット(敷金のようなもの)は1ヶ月分
2/7に入居したので、日割計算した2月分家賃とデポジット併せて
RM2160 日本円で約¥57,355 でした。
シェアハウスに住む場合と、一人でコンドミニアム(日本でいうマンション)に住む場合はそれぞれメリット・デメリットがあります。
金銭的な部分だけ見るとシェアの場合
- 初期費用が自分で借りるよりかからないくことが多い
- インターネットや光熱費も安くつくか家賃に込みのことが多い
(ネットは一人で契約すると2年縛りなどがある)
というメリットがあります。
シェアハウスについては今のところに何ヶ月か住んでから別記事にしようと思います。
3.服・カバンなど(日本から)
私の場合はお客様と対面する仕事なので、必要なものは日本で揃えました。
なので人前で私服が必要ない仕事の人はここは飛ばしてくださいね。
好みが合わなかったり、名刺入れとか日本独特の文化もあるしね
夏物を日本で2月に探すの大変でアウトレット行きました!
買ったものは
- 夏物ジャケット
- 名刺入れ
- 夏物トップス1点
- ビジネス仕様のリュック(ひったくり防止のため)
マレーシアでは通勤中の電車でもリュックの人が多いです。
海外就職のエージェントの人に教えてもらって準備して良かったです。
かかったのは合計 ¥17,523でした。
4.外食
ここから、どんどん金額が小さくなっていきます。
着いて4泊、会社の近くのホテルに泊まったのでその間は外食でした。
- 朝はホテルにあるフリーのシリアルと食パンで済ませ
- 昼は会社の建物内のローカル食堂(安いです!)
- 夜はホテルの近くにあるチェーンの飲食店中心に
(1日は上司のおごりで食事だったので夜1食浮きました)
- ちょっことお菓子とかアイスなどコンビニで買い
合計 RM180 約4790円 でした。
日本では飲み会1回これくらいするよね!
食にこだわりがあって、もっといい店に入るならもっとかかります。
5.雑貨
- オフィスで使うマグカップ
- オフィスで飲むインスタントコーヒー
- ウエットティッシュ
- 歯磨き粉
などなど、とりあえず必要なものを揃えました。
あと、ホテルにいる間1回コインランドリーで洗濯しました。
合計 RM 103.15 約2745円
マグカップとかは安かったけど、歯磨き粉とかコインランドリーはそれ相応に日本でもするかなって感覚でした。
6.交通
ホテルからの通勤は徒歩でしたが、
シェアハウスを見に行くのに電車やバスに乗ったので
日本でいうsuicaに値するTouch'n go を同僚から余ってるのをもらって
TOP UP(日本で言うチャージ)しました。
電車での交通費 RM50
と
東南アジアでポピュラーなカジュアルなタクシーGrabを使って4回移動しました。
2回は会社帰りに遊びにショッピングセンターまで(片道20分)
もう2回はホテルを出て会社に行き、シェアハウスに引っ越す時(片道25分)
スーツケースを持ってのシェアハウスへの移動日は助かりました。渋滞したけど;
Grabの費用は RM73
合計RM 123 約3273円
でした。
日本では、タクシー代だけで終わっちゃう!Grabは安くて手軽だね。
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7.食品
シェアハウスに到着して、食べ物をキープできる環境ができたので
到着した日に色々食材を書いました。詳細は省略します;
RM 70.1 約1865円
8.SIMカード
マレーシアの番号のプリペイドSIMをとりあえず手に入れ使っています。
まず3G (RM10)分あるものを契約し
Grabが捕まらなくて使い切ったことに気づき
1ヶ月フリーパス8Gをチャージして RM35
合計かかったのは 9G分で RM45 約1197円
プリペイSIMだと面倒な縛りもないし、初期費用も要りませんでした。
日本で使うより通信費は格安と言えます!
まとめ
マレーシアに移住して1週間実際にお金を使って体感したことを書きました。
- 外食はローカル食堂が格安
- KFCとかピザハットとかチェーン店の外食は日本よりちょっと安いくらい
- 初期費用を抑えたいならシェアハウスはオススメ
- 交通費電車は日本より少し安いくらい
- Grabは日本のタクシーに比べて格安
- 携帯の通信量は日本に比べて格安
- 行ってすぐ働く人は日本でビジネス服を揃えるのオススメ
マレーシアは売ってるものも使うサービスもピンキリ
なので、自分次第で節約することも豪華にすることも自由です。
貧富の差が激しい国というのも来てから知りました。
海外移住というと、株で設けたお金持ちがすること、とか。
海外就職って大金が要りそう!とか。私も思っていましたが、
マレーシアではそうでもないですよ。
この記事が海外に出るのを考えている人の参考になれば嬉しいです。
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